五心煩熱
五心煩熱(ごしんはんねつ)
五心とは
両側の手掌と足底、心胸部の事を言います。
東洋医学の
症状の一つにこの
五心煩熱があります。
「手のひらと、足の裏がほてって眠れない。」
「靴下を履いてられない」
「動悸や胸焼け、不安がある」など
最近では訴える方が増えてきています。
それには原因がいくつかありますが、
代表的なものを少し紹介します。
⚫︎陰虚による五心煩熱
(陰気の不足によるもの)
→熱の病や、過度なストレス、飲酒過多、悪い脂っこい物の摂りすぎ、津液の不足、不摂生
などにより胸の内熱が高まりおこるもの。
⚫︎血虚による五心煩熱
(血の不足によるもの)
→脾虚による消化不全、腸管出血、
貧血(妊娠、出産、授乳、過多月経、過度なトレーニングなど)による陰血の不側で、
陰陽のバランス不全でおこるもの。
手足の火照りや動悸以外にも、
頭痛や立ちくらみ、耳鳴り、悪心など他にも様々な症状があらわれます。
万物は陰陽論がもととなり、
それらのバランスをとる事が大切。
どちらかに偏ったり
どちらかが少なくなったり、、
そのバランスを取る事で
病気を防ぐ事ができると東洋医学ては言われています。
そんな症状の方は、
飲酒を控えたり、
辛いものや甘いものを控える
外に出過ぎず、
お家でゆっくり横になって過ごしてくださいね。、
オススメのエッセンシャルオイルは
陰虚から来る五心煩熱の方は
マンダリン
(胃腸の症状や不安感がある方)
血虚による五心煩熱の方は
ゼラニウム がオススメです。
(ゼラニウムはドーピング検査で注意が必要なので、トップアスリートの方は控えてください。)
ここに挙げたエッセンシャルオイルは、
成分重視ではなく、
東洋医学的な見方でチョイスしております。
(ここで説明すると長くなってしまいますので、なぜこの精油なのか知りたい方は直接私に聞いてください!)
そのオイルを使って
労宮・内関(心包経)や照海・湧泉・太谿・復留(腎経)をトリートメントしてみてくださいね。
また陰ヨガもGOOD✨🧘🧘♀️☯️
万物は陰陽で成り立っている。
このお刺身がそれを物語っているのですが、、、
お刺身はなぜ、薬味と一緒に食べたら美味しいのでしょうか?
それはバランスが取れているから何ですよね。
刺身は生で体を冷やす ← 陰
薬味は温める ← 陽
単独で食べても美味しいかもしれませんが
食べた後にお腹を壊したり
不調にならないようにするに
添えてある、ツマや 紅たで、ネギ、大葉、わさびなどを
一緒に食べることで
体を冷やしすぎないようにしてくれています。
この時期お刺身が美味しですが
食べる時は薬味も一緒に食べてくださいね。
皆様が少しでも
健やかに過ごせますように🙏🥺✨❤️