女性が悩む不妊や生理不順も解決!不規則な基礎体温の改善方法
2015/08/25
女性の悩みの種である、月経困難症や月経不順、または生理が毎月来ていても基礎体温は安定しておらず、排卵されていない方も少なくないのではないでしょうか?
最近では、「PMS(月経前症候群)」などという月経の前後に様々な不愉快な症状が現れ、悩んでいる方も多くいらっしゃいます。
月経周期が乱れてしまう原因
月経周期が乱れてしまう要因は多くあります
- 精神的、体力的ストレス
- 不摂生
- 添加物の多く含む、食品やスキンケアの摂取
- 冷え
- ホルモンバランスの崩れ
- 栄養バランスの崩れ
- 疲労
- 環境の変化
- 自律神経失調症 … etc
など要因は多くあります。
しかし、月経が順調に来ていても、基礎体温が安定していない方も実は多くいらっしゃいます。
女性ホルモンには低温期にエストロゲン、高温期にはプロゲステロン があります。
それらがバランスよく分泌されていなかったら、基礎体温のバランスも崩れてきますので、
基礎体温を整えることも、妊娠にはとても大事な要因になります。
女性ホルモンの働き
卵胞ホルモン(エストロゲン)
- 女性らしさを作るホルモン
- 女性らしい身体をつくり、子宮に作用し、妊娠に備えて内膜を厚くする
- 自律神経、感情の働き、骨、皮膚、脳の働きにも大きく関わっている
- 基礎体温を下げる働き
- 比較的身体も、心も、お肌も安定していい時期
黄体ホルモン(プロゲステロン)
- 妊娠を助けるホルモン
- 受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に整え、妊娠後は妊娠を継続させる働きがある
- 基礎体温を上げる働き
- プロゲステロンの分泌が多くなる時期は、人によっては、腹痛、頭痛、腰痛、浮腫み、吐き気、イライラなどの症状や精神の不安定になる時期で、これらの症状が多く出る症状をPMS(月経前症候群)と呼ばれる。
基礎体温を整え、妊娠しやすいカラダの作り方
まずは、基礎体温をつけてみましょう。
自分の体の状態が把握できます。
基礎体温にバラつきがある方は、まず上記で上げたようにな要因を取り除くことが大事です。
忙しい日々を送られている方は、まず一日のどこかでリラックスできる時間を作るようにしましょう。
カラダや精神的なストレスを与えすぎると、自律神経のバランスが崩れそれと共にホルモンバランスも崩れてきます。
無理なく、体に負担をかけることは避けましょう。
鍼灸治療とアロマセラピーで不安定な基礎体温改善
当院でも不妊症でお悩みの方や、月経困難症の方、PMSでお悩みの方が多くいらっしゃいますが、
ある患者様から、鍼治療前の基礎体温と鍼治療を初めたときの基礎体温のグラフを持ってきてくださりました。
まだ安定はしていませんが、大きなバラつきが安定してきました。
患者様もとても喜ばれて、鍼治療の治療効果が出てとてもうれしいです。
鍼治療開始前の患者さんにはやはり
- 全身の冷え
- 便秘
- 肩こり
- むくみ など
多彩な症状がほかにもあり、体質を基礎から改善しております。
月経周期に合わせたアロマ選び方と使用方法
アロマも月経周期合わせて、チョイスすることをオススメします。
卵胞期・・・・・ゼラニウム、クラリセージ、イランイラン、ジャスミン
黄体期・・・・・グレープフルーツ、オレンジスイート
キャリアオイルでブレンドオイルを用いて、腰やお腹回りをマッサージするのもいいですし、
ディフューザーで芳香するのもいいですね
身体にストレスのかからない、生活週刊や食事、睡眠も整え、
根本的な原因を取り除き、身体のバランスを整えましょう